【新華社博鰲4月9日】ボアオ・アジアフォーラム2018年年次総会は9日午前、中国海南省瓊海市の博鰲(ボアオ)国際会議センターで「アジア経済予測」をテーマとするサブフォーラムを開催した。中国人民銀行(中央銀行)の戴相竜元総裁は会議に出席し、今後20年、アジアは依然として世界で経済成長が最も速い地域であり続けるだろうとの見解を示した。
戴相竜氏は次のように述べた。発展のチャンスから見ると、今後少なくとも20年、ひいては今世紀半ばまで、アジアは依然として世界で経済成長が最も速い地域と予測する。その中で、中国は高い伸びを続け、インドはさらに発展を加速するだろう。中日韓の協力は一層強まる見込みだ。「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の発展はアジアに新たなチャンスをもたらしてくれるだろう。一方、安全保障面での調整や貿易戦争もあるが、これは支流に過ぎない。
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