【新華社東京2月5日】中国平和統一促進会成立30周年記念大会および全日本華僑華人中国平和統一促進会の2018年新年会が3日、東京で開催された。海峡両岸の平和的発展を願う華僑や華人の代表が、歴史を振り返りつつ未来を展望し、新しい1年に祖国の平和的統一の促進に大きく貢献することを願った。
「今年は中国平和統一促進会が成立して30周年という、歴史的意義があり節目の1年」。あいさつの冒頭でこう述べた全日本華僑華人中国平和統一促進会の会長である福井県立大学名誉教授の凌星光氏は「今、海峡両岸関係は厳しく複雑であるので、我々は国内外の力を結集して、『台湾独立』反対や平和的統一実現のための活動を積極的に行っていく必要がある」と訴えた。
在日中国大使館の郭燕公使はあいさつで「中国平和統一促進会は成立から30年の間、中国の平和的統一を守るあらゆる中国国内外の同胞が一致団結し、いかなる形の『台湾独立』・分裂の策謀にも断固として反対、中国の平和的統一を積極的に推し進めてきた」と述べた。
大会終了後、凌星光会長は新華社のインタビューに応じ「平和的統一の実現は中華民族にとって重要であり、日本に暮らす華僑華人もその大きな責任を双肩に担っている。古くからの華僑華人が持つ愛国の伝統を引き継ぐと同時に団結を強化し、さらに多くの日本国民の支持を獲得しながら、『台湾独立』勢力の阻止と平和的統一の促進に向けてさらに貢献していかなければならない」と語った。
中国平和統一促進会は1988年に北京で設立された。
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