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ロシア:米国がシリアの国境地帯の支配を企てている
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-01-24 09:04:44 | 新華社 | 編集: 张一

  【新華社モスクワ1月24日】ロシアのラブロフ外相は22日、米国がシリアとトルコ、イラクの国境地帯の支配を企てていると述べた。

  ラブロフ外相は同日、イエメンのミフラーフィ外相とモスクワで会談した。ラブロフ外相は会談後に行われた記者会見で、ロシアはこれまで米国がシリアで代替政府を創設しようと企て、それから、シリア国内での米国に協力的な一部の勢力に対して、大々的ではないが武器を供給していることに、前から気づいたと述べた。

  ラブロフ外相は、次のように述べた。このシリア内政への公然とした干渉を進めるため、数日前、米国はシリアとトルコ、イラクの国境地帯に安全部隊を新たに作ると発表した。米国はこれを否定したが、事実上、シリアとトルコ、イラクの国境領土を支配する活動を依然として進めている。

  メディアの報道によると、米国が主導する多国籍軍は14日、シリアの反政府組織「シリア民主軍」と共同で約3万人の国境安全部隊を作ると発表し、こうした国境安全部隊をシリア北部と東部の「シリア民主軍」支配地域とトルコ、イラクの境界地帯、ユーフラテス川沿岸に配置する予定としている。

  トルコがシリアのクルド人勢力を攻撃したことについて、ラブロフ外相は同日、シリアで衝突している各勢力に自制した態度をとり、シリアの完全な領土を尊重するよう訴えた。

 

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ロシア:米国がシリアの国境地帯の支配を企てている

新華網日本語 2018-01-24 09:04:44

  【新華社モスクワ1月24日】ロシアのラブロフ外相は22日、米国がシリアとトルコ、イラクの国境地帯の支配を企てていると述べた。

  ラブロフ外相は同日、イエメンのミフラーフィ外相とモスクワで会談した。ラブロフ外相は会談後に行われた記者会見で、ロシアはこれまで米国がシリアで代替政府を創設しようと企て、それから、シリア国内での米国に協力的な一部の勢力に対して、大々的ではないが武器を供給していることに、前から気づいたと述べた。

  ラブロフ外相は、次のように述べた。このシリア内政への公然とした干渉を進めるため、数日前、米国はシリアとトルコ、イラクの国境地帯に安全部隊を新たに作ると発表した。米国はこれを否定したが、事実上、シリアとトルコ、イラクの国境領土を支配する活動を依然として進めている。

  メディアの報道によると、米国が主導する多国籍軍は14日、シリアの反政府組織「シリア民主軍」と共同で約3万人の国境安全部隊を作ると発表し、こうした国境安全部隊をシリア北部と東部の「シリア民主軍」支配地域とトルコ、イラクの境界地帯、ユーフラテス川沿岸に配置する予定としている。

  トルコがシリアのクルド人勢力を攻撃したことについて、ラブロフ外相は同日、シリアで衝突している各勢力に自制した態度をとり、シリアの完全な領土を尊重するよう訴えた。

 

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