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フィリピンのマヨン山、噴火の恐れのため周辺約1000戸の家庭が避難
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-01-15 16:42:00 | 新華社 | 編集: 王珊寧

  【新華社マニラ1月15日】フィリピン政府は14日、マヨン山の火山活動が13日に活発になり、火山付近の約1000戸の家庭が避難していると発表した。

  フィリピン国家減災管理委員会のマラシガン報道官は同日、首都マニラの南東約330キロメートルに位置するマヨン山の火山活動が13日から活発になっているとし、現地政府は火山周辺の919戸の家庭に対し強制避難を実施したと述べた。

  フィリピン火山地震研究所は14日未明、マヨン山の噴火警戒レベルをこれまでの1から2へと引き上げたと発表し、さらにレベル2の状態で「より活発な活動が生じ、最終的にマグマが噴出する可能性がある」との見方を示した。

  フィリピン火山地震研究所の観測によると、マヨン山の火山活動は13日午後から活発になり、17時頃には、蒸気と火山灰が交ざった噴煙が高さ2500メートルに達した。その後、14日午前にも大量の蒸気と火山灰が2回噴出している。

  現時点で、フィリピン火山地震研究所はすでにマヨン山から半径6キロメートル以内の範囲を危険区域とし、この区域は今後岩石の落下や山崩れ、ないしは火山噴火の影響を受ける可能性があると警告した。同時に、航空機がマヨン山に接近しないようパイロットにも注意を喚起している。

 

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フィリピンのマヨン山、噴火の恐れのため周辺約1000戸の家庭が避難

新華網日本語 2018-01-15 16:42:00

  【新華社マニラ1月15日】フィリピン政府は14日、マヨン山の火山活動が13日に活発になり、火山付近の約1000戸の家庭が避難していると発表した。

  フィリピン国家減災管理委員会のマラシガン報道官は同日、首都マニラの南東約330キロメートルに位置するマヨン山の火山活動が13日から活発になっているとし、現地政府は火山周辺の919戸の家庭に対し強制避難を実施したと述べた。

  フィリピン火山地震研究所は14日未明、マヨン山の噴火警戒レベルをこれまでの1から2へと引き上げたと発表し、さらにレベル2の状態で「より活発な活動が生じ、最終的にマグマが噴出する可能性がある」との見方を示した。

  フィリピン火山地震研究所の観測によると、マヨン山の火山活動は13日午後から活発になり、17時頃には、蒸気と火山灰が交ざった噴煙が高さ2500メートルに達した。その後、14日午前にも大量の蒸気と火山灰が2回噴出している。

  現時点で、フィリピン火山地震研究所はすでにマヨン山から半径6キロメートル以内の範囲を危険区域とし、この区域は今後岩石の落下や山崩れ、ないしは火山噴火の影響を受ける可能性があると警告した。同時に、航空機がマヨン山に接近しないようパイロットにも注意を喚起している。

 

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