【新華社重慶1月15日】重慶市政府はこのほど、アリババ集団、螞蟻金融服務集団(アントフィナンシャル)と、戦略連携協定を結び、「都市大脳」に基づく「スマート重慶」を建設することで合意した。
アリババは重慶に「スマート重慶センター」を立ち上げ、クラウドコンピューティング、モノのインターネット(IoT)、AI(人工知能)などの先端技術を提供し、全面的に重慶のスマート化に溶け込むと発表した。将来は、重慶がAIを公共交通網の設計と管理に生かし、都市における交通渋滞を緩和する。クラウドコンピューティング、IoTとAIは、重慶の「神経回路網」を構築し、それにより全市に対しリアルタイムでの分析を行い、自動的に公共資源を割り当て、重慶をスマート化都市管理のベンチマークにするという。
双方は産業のIoTプラットホームの構築を共同で推進し、産業インターネットのイノベーションな発展を促し、工業生産から「スマート製造サービス業」までの転換を実現する。アリババクラウドの「阿里雲」は南岸区政府、賽迪研究院と共同で、産業のIoTプラットホームを構築し、産業のIoT生態系の基準の統一を実現する。
アントフィナンシャルは重慶市と政務サービスネットと「信用重慶」の建設を進め、「保証金不要都市」づくりを共同で模索し、市民が家やレンタカーを借りたりホテルに泊まったりするときなどに保証金が必要な場合、信用度が高いということで、保証金が段階的に免除され、今まで以上に利便性を感じることができるようになる。
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