【新華社北京1月12日】電子商取引(EC)大手のアリババグループが運営するオンライン・ショッピングモール「天猫」(Tモール)と、物流サービス会社「菜鳥網絡」(Cainiao Network)は、加盟店や物流パートナーと連携し「定時配送」を開始すると発表した。顧客が商品購入時に最寄りの実店舗からの配送を選択することで、注文から最短2時間の配達を実現する。時間指定も可能。 これは同社のニューリテール戦略の中核「盒馬鲜生」(ファーマーションシェン)の30分以内配送、天猫生鮮スーパーの1時間以内配送に次ぐ、同社のO2O(オンライン・トゥ・オフライン)モデル基づく、新しい快速配送物流サービスとなる。
香港の大手ドラッグストア、ワトソンズも、Tモールでの同社旗艦店でサービスを開始した。同社は上海、広州、深圳、杭州、東莞5都市の200店舗を拠点とし、半径3キロ内の配送を行う。 5都市の消費者がワトソンズのTモール旗艦店で買い物をする際、菜鳥は消費者の配送先情報に基づき、自動で半径3キロ以内のワトソンズ店舗を選定する。店舗側に在庫があれば、消費者の画面には「定時配送」が表示され、クリックをすれば、具体的な配送時間を選べる。注文から最短2時間での配達が可能。
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