【新華社ヘルシンキ1月8日】フィンランドのMTVテレビがこのほど報道したところによると、現地市民が18日に同国に到着予定の中国パンダ2匹にフィンランド語の名前をつけたという。雄パンダ「華豹」は「ピリ」(Pyry)、雌パンダ「金宝宝」は「ルミ」(Lumi)と名付けられた。
MTVテレビは、パンダに名前をつけるため投票を行い、4千以上の名前の候補からこの2つが選出された。「ピリ」は男性に使われる名前で、「雪が降りしきる」の意味を持つ。「ルミ」は女性に使われる名前で「雪」の意味だという。
報道によると、2匹のパンダには中国語の名前が残されるが、パンダを受け入れるアフタリ(Ahtari)動物園の関係者は、フィンランド人が呼びやすいフィンランド語の名前もつくことを望んだ。
中国は昨年4月、フィンランドとパンダの保護研究の協力文書に署名、同国に健康なパンダ2匹を提供し、アフタリ動物園で期限15年の協力研究プロジェクトを実施することを決定した。 フィンランド側は受け入れ準備のため、2匹のパンダの状況を把握するための係員を中国に派遣した。
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