【新華社北京11月10日】中国国家統計局が9日に、公表した2017年10月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)統計データによると、CPIは前月に比べ0.1%上昇し、前年同期に比べ1.9%上昇し、伸び率は9ヵ月連続で2%を下回った。PPIは前月に比べ0.7%上昇し、前年同期に比べ6.9%上昇した。経済参考報が伝えた。
九州証券グローバルチーフエコノミストの鄧海清氏は、「中央銀行の金融政策にせよ、インフレにせよ、公開市場操作にせよ、いずれも穏健を核心に位置付け、過度に緩和することもなく引き締めることもないことは主な基調である。従来の経験から見れば、CPIが前年同期と比較した結果、その数値が2.5%を超えない限り、中央銀行は金融引き締めを実施してインフレ圧力を抑制することはなかったため、現在のインフレ状況から言えば、金融政策がさらに引き締められる確率は比較的に低い」との見方を示した。
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