【新華社北京11月10日】習近平国家主席は9日、人民大会堂でトランプ米大統領と会談した。両国の首脳は中米関係や共に関心を寄せる重要な国際・地域問題について、幅広く、踏み込んだ意見交換を行った。
双方は、「今年以来、中米関係は重要な発展を遂げた。中米関係は両国人民の生活の質に関わるだけでなく、世界の平和、安定、繁栄にも関わっている。協力こそが中米両国の唯一正しい選択で、ウィン・ウィンの関係こそがより素晴らしい未来を導く」とみなしている。
習主席は、「中米関係は新たな歴史のスタート地点に立っている。中国側は米国側と互いに尊重し合いながら互恵共栄の関係を築き、協力に注力し、食い違いをコントロールすることで、両国人民により多くの獲得感をもたらし、地域や世界の人民により大きな獲得感をもたらせるよう期待する」と強調した。
習主席は更に、次のように強調した。4つのハイレベル対話メカニズムの確立は、私とトランプ大統領がマール・ア・ラーゴで合意した戦略的決定であり、両国関係の発展にとって重要な土台の役割を果たしている。4つのハイレベル対話メカニズムが、全体的、戦略的な影響力を持つ重要な問題に焦点を当てるとともに、それぞれの協力プロジェクトを着実にしっかりと行い、共通利益を拡大しつつ、妨害要素を速やかに、且つ適切に排除し、中米関係の長期的且つ安定した発展を確保していきたい。
これに対して、トランプ大統領は「米中関係は偉大な関係であり、米中協力は両国の根本的利益に合致するもので、現在の世界における重要な問題の解決にとっても非常に重要だ。私は、引き続き習近平主席との意思疎通を緊密にし、米中関係の更なる発展を推し進め、両国が国際問題の対処において一層緊密に協力していけるよう進めていきたい」と表明した。
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