【新華社北京11月9日】「双11」(11月11日 中国のオンラインショッピング祭り)が間もなくやってくる現在、ショッピングがまた注目を集めた話題となっている。中国社会の高齢化の加速につれて、「銀髪族」と呼ばれる高齢者達がさまざまな形でインターネット消費の新規ユーザーになりつつある。経済参考報道が伝えた。
アリババグループに提供されたデータによると、中国ではすでに大勢の高齢者達がインターネット消費軍団に入っているという。淘宝(タオバオ、Taobao)、天猫(テンマオ、Tmall)の利用者だけで3000万人に近い。そのうち、50~59歳の定年退職を間近にしているシニア族が主力軍団で、75%を占める。 同社は、過去9ヶ月の間に、50歳以上の中高齢者の一人当たりのインターネット消費額は約5000元、平均購入点数は44点で、ものすごい購買力を見せ、シニア族のインターネット消費が活発なところは上海、北京、南京、天津などの都市部であるという。
京東集団に提供されたビッグデータによると、高齢者達のインターネット消費ブームはますます高まり、消費額の面から見れば2016年が前年比79%増加し、2017年には前年比86%も増加した。しかも高齢者の購買力は平均水準を大いに上回っているという。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: