【新華社ワシントン11月2日】米ニューヨーク市で起きた自動車テロ事件の影響を受け、米国のトランプ大統領は11月1日、米国国民の安全を保護するために、抽選で米国永住権(グリーンカード)を与える制度を廃止すべきだとの見方を示した。
トランプ大統領は1日にホワイトハウスで、「移民多様化ビザ抽選プログラム」(グリーンカード抽選)を終了する手続きを今後、行う意思を表明し、また、議会に対して、こうしたプログラムの廃止に向けた作業を直ちに行うよう呼びかけた。
トランプ大統領は、これらの措置は米国国民の安全を守るためであり、「問題のある」人物が「グリーンカード抽選」によって、米国への入国を防止するためだと話している。同時に「ポイント制」によるグリーンカードの発行制度を立ち上げる考えも示した。
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