【新華社国連10月19日】国連のグテーレス事務総長は17日、貧困を招く根本的問題を解決し、貧困を完全に解消するという目標を一日も早く実現するため、人々に行動を取るよう呼びかけた。
グテーレス事務総長は同日、貧困撲滅のための国際デーでの演説で、「持続可能な発展の2030アジェンダ」の一番目の目標は、様々な形態の絶対的貧困を解消することだと述べた。
グテーレス事務総長は、国際社会は貧困を解消する面で進展してはいるが、全世界では依然として8億人以上の人が極度の貧困の中で生活しており、加えてさらに多くの人が失業、不平等、武力衝突などの脅威に直面していると述べた。
1992年12月22日、第47回国際連合総会は毎年10月17日を貧困撲滅のための国際デーに定めることを決定した。国際社会が貧困問題に対して強い関心を抱くことを促し、全世界での貧困撲滅の活動を宣伝、促進し、各国が具体的な貧困者支援活動を講じるよう働きかけることを目的としている。
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