【新華社ベルリン10月19日】ドイツベルリンのある裁判所は16日、ホロコーストの歴史を公に否定した88歳の女性、ウルスラ・ハーバーベック氏に禁固6カ月の刑を言い渡した。
2016年1月、ベルリンのある集会の中でハーバーベック氏は、ユダヤ人に対する大虐殺は起きたことがなく、アウシュヴィッツ強制収容所の毒ガス室についての話も作り話だと述べた。
ドイツの法律では、ホロコーストの歴史を否定すると民衆扇動罪によって最高5年の刑が科せられる。
ハーバーベック氏は以前にも同じ理由で何度も刑罰を科されており、ドイツメディアから「ナチばあちゃん」という不名誉な称号を付けられている。
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