イランのローハニ大統領は、13日夜のテレビ演説で、イランの核合意は国際な認識であり、アメリカが一方的に無効にする権利はないと主張しました。ローハニ大統領は、イラン核合意は多国間合意であるとし、「如何なる国も一方的に無効にすることはできない。この問題への対応について、各国ともトランプ大統領のやりかたを批判している」と指摘しました。
ローハニ大統領はまた、「核合意は修正の余地がない。われわれは公約通り、IAEA=国際原子力機関や国連に協力していく。イランの利益が尊重されなければ、迷わず対策を講じるつもりだ」と述べ、そして「弾道ミサイルの開発など防衛能力の強化を続ける」と重ねて強調しました。
イラン外務省もこの日に声明を発表し、「われわれが核合意を守っているか判断できるのは、IAEAのみである。これまでに発表された8回のレポートでは、いずれも義務を果たしているとみなしている」としています。
(中国国際放送局)
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