新華網北京10月16日 国際通貨基金(IMF)がアジア及び太平洋地域の発表した「地域経済見通し、2017年10月最新予測」について、アジア及び太平洋地域の2017年と2018年の経済成長予想はそれぞれ5.6%と5.5%で、アジア及び中国の力強い成長スピードが世界経済の成長を引き続き牽引していくと指摘した。
ただ、アジア経済は成長が力強いが、バランスが取れていない。同地域の経済成長の全体的な回復の背景には、中国や日本、韓国及び東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の経済成長が予想より良くなったことがある。これはオーストラリアとインドの成長見通しの弱まりを相殺するのに助力した。特に、中国は同地域の最大の経済体として、2017年において6.8%、2018年に6.5%の経済成長を達成する見込みだ。
2017年中国経済成長率の上方修正から見れば、中国の2017年上半期のインフラ整備投資が依然として力強く、不動産業がリスクへの抵抗力を持っていると言える。中国は向こう3から5年間において、力強い経済成長を維持する潜在力がある。
(新華社より)
関連記事: