新華網北京10月16日 中国共産党中央委員会(中共中央)は8月30日、中南海で党外人士座談会を開催し、中国共産党第19回全国代表大会報告の意見募集稿について、各民主党派中央、中華全国工商連合会の責任者及び無党派人士からの意見や提案を聞いた。中共中央の習近平総書記がこの座談会を主宰し、重要な講話を発表した。習近平総書記は、新しい目標と新しい道のりに直面し、中国共産党と各民主党派が協力・共同作業を強化し、最も幅広い愛国統一戦線を強化・発展させ、各層・各方面の知恵と力を最大限に集結させ、全社会・全民族の積極性、自主性、創造性を最大限に発揮して、中華民族の偉大な復興という「中国の夢」の実現のため共に奮闘するべきだと強調した。
中国共産党中央政治局常務委員を務める兪正声氏、劉雲山氏、王岐山氏が座談会に出席した。
参加者からの意見を聞いた後、習近平総書記は、重要な講話を発表した。習近平総書記は、民主党派は中国共産党の親密な友党であり、中国共産党と国家の重大方針政策及び意思決定について各民主党派中央、中華全国工商連合会及び無党派人士からの意見を聞くことは、長期に渡って形成された慣例であり、社会主義協商民主の重要な現れでもあると指摘した。
習近平総書記は、中国共産党が指導する多党協力と政治協商制度は、我が国の基本政治制度の一環であるとした。中国の特色ある社会主義制度を堅持・改善するうえで重要な一つの面は、中国共産党が指導する多党協力と政治協商制度を堅持・改善し、社会主義協商民主を発展させ、各民主党派及び無党派人士の積極的な役割をより良く発揮することである。これは、中国共産党が政権運営能力と指導力を向上させ、全国の各民族・人民をより良くリードして全面的な小康社会(ややゆとりのある社会)の建設に勝利し、中華民族の偉大な復興という「中国の夢」を実現することにとって、非常に重要な役割を有するものである、と指摘した。
(新華社より)
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