新華網モスクワ10月10日(記者/安暁萌)ロシア外務省の公式サイトは9日、ロシアのラブロフ外相が当日米国のティラーソン国務長官と通話した際、朝鮮半島におけるいかなる緊張の高まりも容認できないとの考えを強調していたと伝えた。
ロシア外務省の情報によると、朝鮮半島問題について話が及んだ際、ラブロフ外相は電話で、朝鮮半島における緊張の高まりも容認できないが、朝鮮半島における米国の軍事行動は朝鮮情勢をこの方向に向かって発展させていると述べた。ラブロフ外相は、外交手段によって食い違いを解決すべきだと強調した。
ロ米関係について話が及ぶと、ラブロフ外相は在米ロシア人外交官の私有財産を米国が返却するようティラーソン国務長官に重ねて求め、ロシア側は訴訟や対応措置を講じる権利を保留すると強調した。双方は共に、ロ米関係における複雑な問題について引き続き対話を行うことを支持すると表明している。
(新華社より)
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