新華網北京9月30日(記者/閻子敏)外交部の陸慷報道官は29日、朝鮮半島情勢に関する質問に答えた際、中国側がは米国が繰り返している「4つのノー」の保証を評価しており、米国側が具体的な行動においてそれを体現し、また朝鮮側が向き合って歩み寄ることを望んでいると述べた。
ある記者は次のように質問した。米スーザン・ソーントン国務次官補代理は28日、上院金融委員会の聴聞会で、米国が朝鮮に圧力をかけているのは朝鮮が交渉の席に戻るようにするためで、同時に米国の朝鮮に対する戦略は明確であり、つまり朝鮮の政権交代と崩壊を求めず、朝鮮半島の統一の加速化を求めず、38度線以北に軍隊の駐留の口実を求めず、朝鮮の人々の苦痛を増し加えることもしないと述べた。これに対し中国側はどのように評するのか。
陸慷報道官は、中国側はスーザン・ソーントン国務次官補代理のこの姿勢に留意しており、近頃関連方面から相次いで、朝鮮半島の核問題は結局のところやはり対話と協議を通して解決すべきだとの積極的な声が上がっていることを我々は奨励すると述べた。
陸慷報道官はさらに、中国側は米国側が繰り返している「4つのノー」の保証を評価しており、米国側が具体的な行動においてその保証を体現し、また朝鮮側が向き合って歩み寄ることを望んでいると述べ、中国側は関連する各方面が十分に誠意を示し、対話のために条件を整え、和平交渉のために契機をつくり出すことを期待していると語った。
(新華社より)
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