【新華社北京10月30日】中国共産党中央弁公庁はこのほど、『全国各地における国家監察体制改革推進に関する試行方案』を発表し、全国範囲にわたって、国家監察体制改革を深化させる模索を実践し、省、市、県の3級監察委員会を組織させ、公権力を行使するすべての公職者に対する監察業務を全体に行うことを配置した。
『方案』では、以下のように強調した。中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)では、国家監察体制改革の深化について、重大な戦略決定と配置を行った。北京市、山西省、浙江省における改革の試行業務の経験を総括にしたうえ、全国各地における改革試行を推進することは、第19回党大会の精神を徹底して実行し、全面的な厳しい党内統治を深く発展させる重大戦略措置であり、中国の特色ある国家監察体制の健全化と、党と国家の自己監督の強化にとって重要な意義を持っている。今年年末から来年初めに招集される省、市、県の人民代表大会は、3級監察委員会を設立させ、改革と地方人民代表大会代表の改選業務を密接に連結させ、改革の歩みを加速させること、それから改革を順序よく、深く推進することにも、有益である。
『方案』では、試行業務に対する党の集中的な統一指導の強化を求めている。試行地区の各級党組織は、主体としての責任を負わなければならない。試行省(自治区、直轄市)の党委員会は試行業務に対して全責任を負い、監察体制改革試行業務深化グループを設立し、党委員会書記がそのグループのチームリーダーを担当する。試行地域の紀律検査委員会は、試行方案の組織的な実施と具体的な実行をしっかりと行うよう、注意深く計画を行い、着実に作業を推進していかなければならない。各関連機関は、それぞれの職責を果たし、調整、協力して、任務が試行の期限内における完成を確保しなければならない。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: