9月22日、セミナーで発言している中国中日関係史学会の徐啓新副会長。(記者/王珊寧 撮影)
中国中日関係史学会の徐啓新副会長も、中日関係の今後の方向性について4つの観点を述べた。第一に、日本の国内政治の右翼化は変わらず、日本の首相が歴史に対する態度を変えないなら、中日関係が真の意味で改善されることは難しくなる。第二に、中国側は理想主義から現実路線に回帰し、日本との正常な外交関係を保ち、民間ルートの重視を継続し、日本で中国に好感を持つ若い世代を育成しなければならない。第三に、双方は上層部の交流を適切に回復させることができる。第四に、中国側は日本を客観的に位置づけなければならず、軍国主義の問題を一方的に強調してはならない。
会議の最後に、察哈爾学会の張国斌事務局長が今回の会議を総括した。張事務局長は、中日両国が未来に向け、交流と協力を強化し、共同発展を促進しなければならないと述べた。
今年は、中日国交正常化45周年である。察哈爾学会は、非公式の外交・国際関係シンクタンクとして、中日関係の発展のために重要な民間の知的サポートを提供している。
(新華社より)
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