世界における左利きの割合は約10−13.5%。ダ・ヴィンチ、マーク・トゥエイン、モーツァルト、キュリー夫人、アリストテレス、オバマ前米大統領、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、サッカーの名選手メッシも左利きだ。左利きが天才になることには、科学的根拠があるのだろうか。英デイリー・メールの記事を引用し、生命時報が伝えた。
これまでの研究によると、左利きに占める天才の割合は、一般人を大きく上回っていた。デイリー・メールはより正確な結論を導き出すため、小中学生2300人以上を集めテストを行った。テストには種類と難易度の異なる数学の問題が含まれた。
その結果、全体的に見て、左利きは右利きよりも成績が優れており、難易度の高い数学の問題は、左利きの方が高成績だった。簡単な問題の場合、その差はなかった。
研究者によると、左利きの場合、推理を司る右脳が発達しており、脳梁が大きく、右脳と左脳が緊密に結びついており、情報処理能力が高いのだという。高い情報処理能力と優れた空間的感覚は、すべての活動に必要な要素だ。これは左利きの人が、音楽、建築、将棋などの専門分野で有利な理由だと分析している。
(人民網日本語版)
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