「中国の新しい経済データは我々から見ると驚きである!」国際通貨基金 (IMF)総裁、クリスティーヌ・ラガルド氏が先日北京で表明した。
中国国家統計局発表のマクロ経済上のデータが明らかにしている:中国の経済運営は「穏」の字を総基調に、「進」の字を重要なキーワードとして、「好」の字を全体の態勢としている。新しい動力は大きな発展の可能性を秘めている。
IMFは最近発表のレポートの中で、中国2017年と2018年のGDP成長率予想値をそれぞれ0.1ポイントと0.2ポイント引き上げた。このことは中国経済の成長動向に対しての国際的な大きな信任を示したものである。
国家統計局が発表した今年の1-4月の供給側構造改革の成果が、この自信の重要な来源となっている。
―――今年政府の活動報告の中で生産能力削減目標を明確に打ち出した、現在のところ、鋼材の生産能力削減は3170万トン、石炭は6897万トンを成し遂げ、完成進度別達成度ではそれぞれ63.46%と46%に達した。
―――在庫削減では、4月末全国の分譲住宅の売り面積は同比で7.2%下降し、下降幅は3月末より0.8ポイント拡大した。その中でも住居用分譲住宅売り面積は16.2%下降し、下降幅は1,2ポイントであった。
―――脱レバレッジ化の方面では、3月の一定規模以上の工業企業(国有企業と年間売上が2000万元以上の非国有企業)の資産負債率は56.2%で、同比で0.7ポイント下降した。
―――コスト削減の方面では、1-3月の一定規模以上工業企業の百元売上高に占めるコストは85.25元で、同比で0.15元の下降であった。
新企業、新業態、新モデルがいち速く成長している。
自転車シェアリング、eラーニング、スマート医療・・・・・新しいサービスが次々に出現し、新企業・新業態・新モデルが市場と経済生活を大きく変えている。
4月、全国新登録の企業は55.6万社、同比で9.2%増加した。一日平均の新登録の企業数は1.85万社に達した。1-4月、全国のネット販売商品とサービスの小売売上額は同比で32%増加した。
現在ネット商品の小売売上高は社会消費材の小売売上高の12.9%に達し、同比で1.8ポイントの増加となっている。eコマースの急速な発展下において、宅配便配達量も急速に増加しており、1-4月の予想では31.1%の増加を見込む。
「新企業・新産品・新サービスは勃興発展と同時に、産業構造の上昇も伴っている」、国家統計局の報道官、邢志宏氏はこう述べた。4月サービス業生産指数は同比で8.1%の増加、これは工業の増加幅より1.6ポイント高く、サービス業の経済全体への主導的役割はさらに伸びた。
工業は引き続いて、中高レベルに向けて邁進している。1-4月、ハイテク産業と装備製造業の付加価値額は同比でそれぞれ13.1%、11.5%で、伸び率は一定規模以上工業企業の6.4と4.8ポイントを上回った。エネルギー多消費型製造業の投資は負の成長を維持しており、1-4月では同比で1.7%下降し、下げ幅は依然として拡大基調にある。
(チャイナネット)
関連記事: