新華網北京5月4日 中国の習近平国家主席は3日、フィリピンのドゥテルテ大統領と電話会談を行った。
習主席は以下のように指摘した。去年、大統領と2回にわたって会談し、中国とフィリピンの関係改善と関係推進について重要な共通認識に達し、両国関係は全面的な改善を遂げた。現在、両国政府の政治的相互信頼は絶えず深まり、各分野における協力が全面的に展開されると同時に、南海問題をめぐる双方の対話協議メカニズムも確立された。
また、習主席は以下のように強調した。中国側はフィリピン側がASEAN輪番議長国として、東アジアが正しい方向に向って発展することを推進し、重要な役割を果たしている。フィリピンは中国の友好的隣国であり、『一帯一路』建設における重要なパートナーでもある。これから開催される『一帯一路』国際協力サミットファーラムへ大統領のご出席を歓迎し、再会できることを期待している。
これに対してドゥテルテ大統領は、「ASEAN輪番議長国としてフィリピンは今後も『ASEAN-中国』体制の関係発展を推進し、双方の国際問題や地域問題における交流と協力を緊密化させていきたい、『一帯一路』国際協力サミットフォーラムへの出席を期待していると表した。
(新華社より)
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