新華網北京3月29日(記者/孫辰茜)中国外交部の華春瑩報道官は28日の定例記者会見で、中国側はフィリピンとの南中国海問題に関する二国間協議メカニズム第1回会議を行うため、既にフィリピン外務省の担当責任者が5月に訪中するよう招請したことを確認した。
華春瑩報道官は、中比両国の指導者が達成した重要な共通認識に基づき、今年1月に開催された20回目の中比外交協議において、双方は南中国海問題における中比両国協議メカニズムの立ち上げについて合意し、両国の外交部門が主導するかたちで、双方が関心を持つ問題及び海上協力と海上安全の促進について討論を行うと述べた。
「フィリピンとの南中国海問題に関する二国間協議メカニズム第1回会議を行うため、中国側が既にフィリピン外務省の担当責任者が5月に訪中するよう招請した。」と華春瑩報道官が述べた。
華春瑩報道官はまた、次の階段では、中国側はフィリピン側と引き続き交流対話を強化し、食い違いをコントロールし、海上協力を推進し、双方の各分野における実務協力と中比関係の健康で安定な発展のために良好な雰囲気を作り出すよう望んでいると述べた。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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