中国外交部の耿爽報道官は24日、中国とフィリピンの海洋警察が20日から24日にかけて、フィリピンのスービック湾で「第1回連合委員会会議」を開き、ホットラインを設置したことを明らかにした上、こうした関連協力は、中国・フィリピン関係の健全で安定した発展を続けていくために新たな原動力を注ぐことを期待すると述べました。
耿報道官は記者会見で、「今回の会議を通じて、双方は麻薬密輸の撲滅を含む越境犯罪、海上捜索救助、環境保護や緊急対応などの分野で情報交換、能力建設など様々な形の実務的協力を展開することで合意した。その上、ホットラインを設置し、2017年にハイレベル訪問、艦艇訪問と合同軍事演習および能力建設などの活動を行うことについても意見が一致しました」と語りました。
(中国国際放送局)
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