新華網ワシントン3月29日(記者/林小春)米国ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は27日、米国のトランプ大統領は28日、オバマ前政権時代の「不必要な」気候変動対策を撤廃する大統領令に署名することを明らかにした。
スパイサー報道官は同日、ホワイトハウスの定例記者会見で、この大統領令は「国内エネルギーの活用を阻げる環境保護のための措置を削減する」ことで、「アメリカのエネルギーの安全を強化する」ことを目的としていると述べた。
スパイサー報道官はまた、新しい大統領令によって、米国のエネルギーと電力の高騰が抑えられ、信頼性が高くクリーンな水準で経済成長を最終的に促進し、雇用の機会を創設できると説明した。 米国環境保護局の新任のスコット・プルイット長官はこの前日、次のように指摘した。大統領令によって、オバマ前政権が2015年に発表した『クリーン電力計画』が撤廃される。この計画はオバマ前政権の気候変動対策の主軸で、米国の発電所から排出される温暖化ガスの削減を趣旨としている。
(新華社より)
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