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評論:開拓進取し 自信・責任を負う―中国の特色ある大国外交が中国の気概を明らかに示す
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-03-13 10:46:05 | 新華網 | 編集: 郭丹

   新華網北京3月13日 中国の国際での影響力が著しく向上するに伴い、中国の両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)は日増しに世界のハイライトとなり、中国の内政と外交に対する国際社会の幅広い注目を引きつけつつある。ここ数年、中国の外交事業は開拓・革新し、着実に努力・向上して、中国人や世界を注目させる一連の成果を収めており、また開放への自信・開放、包容、協力の気概と風采を示している。

   加速度的に変化する世界構造の中で、中国の特色ある大国外交は一陣の暖かい新風のように世界に人心を安定させ、希望を広げる強い力となるだろう。

   

   中国外交はみずからたゆまず努力する

   ここ数年、中国の外交事業はより積極的な姿勢により、非凡なプロセスを進み、自立し、自らを励まし努力するという国家イメージを樹立してきた。

   中国のグローバル・パートナーシップのネットワークが日増しに改善され、対外開放、互恵協力の規模が絶えず拡大されたことは、国内の発展に有利な国際環境と戦略的な支えを作り出した。

   国家の核心的利益に関わる問題において、中国はアンダーラインを断固として守る。いわゆる「南海仲裁案」に対し断固として反撃し、一つの中国の原則を旗幟鮮明に堅持し、外部の勢力が香港・マカオの事務に介入するのに反対し、また中国の立場を揺るぎないものにするために行ってきたたゆまぬ努力は、中国の国際での名声をおおいに高めた。

   中国政府は海外公民や利益の保護を非常に重視している。ソマリアの海賊に5年もの間拉致されていた両岸同胞の救出に成功したり、情勢が不穏なイエメン、南スーダンなどから同胞を撤退させたり、また地震災害に遭遇したニュージーランドやネパールから同胞を連れて帰ったりして、中国人民の一層強い民族の誇りや愛国への情熱を奮い立たせた。

   中国がグローバルガバナンスにより積極的に参与し、世界のガバナンスの各分野に建設的な主張を提起したことは、日増しに国際社会から重視されている。中国人が多くの国際機関の主要責任者に当選し、国際通貨基金(IMF)における中国の議決権のシェアが大幅に向上し、人民元がIMF特別引き出し権(SDR) 通貨バスケットに組み込まれたことはいずれも、グローバルガバナンスにおける中国の国際発言権が一層高まったことへの証となっている。

   

   中国外交は「厚徳載物」(大きな度量を持ってすべてのものを受け入れること)だといえる

   中国は自身の利益を探し求めると同時に、開放と包容を胸に刻み、世界の平和と発展のために積極的に貢献している。

   協力・ウィンウィンを核心とする新型国際関係を確立し、人類運命共同体を共同で構築し、ともに協議し、ともに建設し、共有する……中国が力を入れて提唱する一連の新理念が、中国外交を時代の発展と人類の進歩という道義的高地に立たせている。

   中国の発展に「便乗する」上で、利益を受ける国がますます増えている。「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想は、世界が協力のボーナスを共に分かち合うためにかつてない広大な窓口を更に開いた。

   中国が最も開発が遅れた地域に向けて力の及びうる範囲の援助を行い、アフリカ及び最も開発が遅れた国の工業化協力を支援する提案の策定を提唱し、南南協力を支援する基金を設立し、また最も開発の遅れた国への債務を免除するなどの措置を提唱したことは、中国人の弱い者を救い貧しい者を助けるという律義で人情に厚い面をはっきりと示している。

   

   中国外交は勇敢に道義を貫く

   果たすべき責任を前に、中国は自国の利益だけを追求しておらず、強い勢力に妥協し、波に流されることもなく、道義を堅守し、果敢に引き受ける。

   「反グローバリズム」と保護主義の風潮の高まりを前に、中国は開放と寛容の旗を高く挙げ、相応のプランを提示している。一国主義の傾向と向かい合い、中国は多国間主義を断固として支持し、国連を核心とする国際システムを断じて擁護する。

   中国の国際的な責任感は、莫大な努力を払う必要がある世界的な実務により一層、体現されている。国際的な航行の護送、国際的な平和維持などの方面で、中国は重要な貢献を果たしている。世界の気候変動対策の問題において、発展途上国である中国は、揺るぎない決意と実際の行動で模範を示し、国際社会から幅広く高い評価を得ている。

   道義への責任感は危険や困難からの救助にも体現される。ある国が伝染病や天災の被害を受けたときは、中国は力が及ぶ限り、即時に援助の手を差し伸べる。中国の医療関係者は危険を顧みることなく、アフリカのエボラウイルス予防に援助した。中国は継続的に ネパールで地震後の復興支援を行っている。エクアドルの地震救助活動でも中国は重要な役割を発揮している。

   

   中国外交は水のように順調に流れる

   中国外交は水の流れのような融通と臨機応変性、黙々とした貢献、調和のある共生の局面を創造している。

   変動や不安、戦乱と対立が頻繁に発生する地域と国際情勢を前に、中国は終始、平和的発展路線を堅持してきた。中国は政治的対話と協議を通じた国際及び地域紛争の解決を主張し、積極的に和解への話し合いを勧め、智慧を使った仲介役を務め、イランの核問題、シリア、南スーダンなどの注目される問題の政治的解決を推進するために重要な貢献を行ってきた。

   中国はまた、関係紛争についての協議と平和的解決を堅持し、周辺情勢の安定を効果的に維持してきた。南中国海情勢は現在、明らかに安定し、当事国が交渉と協議を通じて相違点を解決する正しい軌道に戻っている。

   中国の特色ある大国外交の実践は、中国の伝統文化の厚みから精髄を伝承し、現在の急激に変化する国際情勢において開拓と刷新に取り組み、自信をもって前進している。国際的な舞台で、道義を重んじて多くの支援を得ている中国の外交事業も必然的により輝かしい光彩を放っている。

 

(新華社より)

 

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新華網日本語

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新華網日本語 2017-03-13 10:46:05

   新華網北京3月13日 中国の国際での影響力が著しく向上するに伴い、中国の両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)は日増しに世界のハイライトとなり、中国の内政と外交に対する国際社会の幅広い注目を引きつけつつある。ここ数年、中国の外交事業は開拓・革新し、着実に努力・向上して、中国人や世界を注目させる一連の成果を収めており、また開放への自信・開放、包容、協力の気概と風采を示している。

   加速度的に変化する世界構造の中で、中国の特色ある大国外交は一陣の暖かい新風のように世界に人心を安定させ、希望を広げる強い力となるだろう。

   

   中国外交はみずからたゆまず努力する

   ここ数年、中国の外交事業はより積極的な姿勢により、非凡なプロセスを進み、自立し、自らを励まし努力するという国家イメージを樹立してきた。

   中国のグローバル・パートナーシップのネットワークが日増しに改善され、対外開放、互恵協力の規模が絶えず拡大されたことは、国内の発展に有利な国際環境と戦略的な支えを作り出した。

   国家の核心的利益に関わる問題において、中国はアンダーラインを断固として守る。いわゆる「南海仲裁案」に対し断固として反撃し、一つの中国の原則を旗幟鮮明に堅持し、外部の勢力が香港・マカオの事務に介入するのに反対し、また中国の立場を揺るぎないものにするために行ってきたたゆまぬ努力は、中国の国際での名声をおおいに高めた。

   中国政府は海外公民や利益の保護を非常に重視している。ソマリアの海賊に5年もの間拉致されていた両岸同胞の救出に成功したり、情勢が不穏なイエメン、南スーダンなどから同胞を撤退させたり、また地震災害に遭遇したニュージーランドやネパールから同胞を連れて帰ったりして、中国人民の一層強い民族の誇りや愛国への情熱を奮い立たせた。

   中国がグローバルガバナンスにより積極的に参与し、世界のガバナンスの各分野に建設的な主張を提起したことは、日増しに国際社会から重視されている。中国人が多くの国際機関の主要責任者に当選し、国際通貨基金(IMF)における中国の議決権のシェアが大幅に向上し、人民元がIMF特別引き出し権(SDR) 通貨バスケットに組み込まれたことはいずれも、グローバルガバナンスにおける中国の国際発言権が一層高まったことへの証となっている。

   

   中国外交は「厚徳載物」(大きな度量を持ってすべてのものを受け入れること)だといえる

   中国は自身の利益を探し求めると同時に、開放と包容を胸に刻み、世界の平和と発展のために積極的に貢献している。

   協力・ウィンウィンを核心とする新型国際関係を確立し、人類運命共同体を共同で構築し、ともに協議し、ともに建設し、共有する……中国が力を入れて提唱する一連の新理念が、中国外交を時代の発展と人類の進歩という道義的高地に立たせている。

   中国の発展に「便乗する」上で、利益を受ける国がますます増えている。「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」構想は、世界が協力のボーナスを共に分かち合うためにかつてない広大な窓口を更に開いた。

   中国が最も開発が遅れた地域に向けて力の及びうる範囲の援助を行い、アフリカ及び最も開発が遅れた国の工業化協力を支援する提案の策定を提唱し、南南協力を支援する基金を設立し、また最も開発の遅れた国への債務を免除するなどの措置を提唱したことは、中国人の弱い者を救い貧しい者を助けるという律義で人情に厚い面をはっきりと示している。

   

   中国外交は勇敢に道義を貫く

   果たすべき責任を前に、中国は自国の利益だけを追求しておらず、強い勢力に妥協し、波に流されることもなく、道義を堅守し、果敢に引き受ける。

   「反グローバリズム」と保護主義の風潮の高まりを前に、中国は開放と寛容の旗を高く挙げ、相応のプランを提示している。一国主義の傾向と向かい合い、中国は多国間主義を断固として支持し、国連を核心とする国際システムを断じて擁護する。

   中国の国際的な責任感は、莫大な努力を払う必要がある世界的な実務により一層、体現されている。国際的な航行の護送、国際的な平和維持などの方面で、中国は重要な貢献を果たしている。世界の気候変動対策の問題において、発展途上国である中国は、揺るぎない決意と実際の行動で模範を示し、国際社会から幅広く高い評価を得ている。

   道義への責任感は危険や困難からの救助にも体現される。ある国が伝染病や天災の被害を受けたときは、中国は力が及ぶ限り、即時に援助の手を差し伸べる。中国の医療関係者は危険を顧みることなく、アフリカのエボラウイルス予防に援助した。中国は継続的に ネパールで地震後の復興支援を行っている。エクアドルの地震救助活動でも中国は重要な役割を発揮している。

   

   中国外交は水のように順調に流れる

   中国外交は水の流れのような融通と臨機応変性、黙々とした貢献、調和のある共生の局面を創造している。

   変動や不安、戦乱と対立が頻繁に発生する地域と国際情勢を前に、中国は終始、平和的発展路線を堅持してきた。中国は政治的対話と協議を通じた国際及び地域紛争の解決を主張し、積極的に和解への話し合いを勧め、智慧を使った仲介役を務め、イランの核問題、シリア、南スーダンなどの注目される問題の政治的解決を推進するために重要な貢献を行ってきた。

   中国はまた、関係紛争についての協議と平和的解決を堅持し、周辺情勢の安定を効果的に維持してきた。南中国海情勢は現在、明らかに安定し、当事国が交渉と協議を通じて相違点を解決する正しい軌道に戻っている。

   中国の特色ある大国外交の実践は、中国の伝統文化の厚みから精髄を伝承し、現在の急激に変化する国際情勢において開拓と刷新に取り組み、自信をもって前進している。国際的な舞台で、道義を重んじて多くの支援を得ている中国の外交事業も必然的により輝かしい光彩を放っている。

 

(新華社より)

 

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