新華網北京3月2日 中国の中央インターネット安全と情報化リーダグループの批准を経て、外交部と国家インターネット情報弁公室は1日、『サイバースペース国際協力戦略』(以下『戦略』に略称)を発表した。
この『戦略』は、中国が発表したサイバースペースに関する初の国際戦略であり、以下のように示した。サイバースペースは人類に巨大なチャンスをもたらす一方、新たな課題とチャレンジをももたらしてきた。各国はサイバースペースにおいて相互接続しながら、利益の交流と融合をし、繁栄と衰退を共にする。国際社会は手を携えて、対話と交流を強化し、サイバースペースの平和、安定、繁栄を共同で維持し、サイバースペースの運命共同体を共に構築していくべきである。
また、戦略は以下のように提唱した。サイバースペースの国際協力は平和、主権、共同管理、一般特恵などの四つ原則に基づいて推進すべきだ。各国は『国連憲章』の主旨と原則を着実に遵守し、サイバースペースの平和と安全を確保すること、主権平等の原則を堅持し、サイバースペースでの覇権主張を行わず、他国の内政に干渉しないこと、各国が共同でサイバースペースにおける国際ルールを制定し、多国間で民主的かつ透明なグローバル・インターネット・ガバナンスシステムを構築すること、サイバースペースにおける優位性の相互補充、共同発展を推進し、デジタルギャップを埋めることなどを通して、全人類がインターネット技術の発展成果を分かち合えることを確保すべきである。
(新華社より)
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