国家情報センターのシェアリングエコノミー研究センターは先月28日に「中国シェアリングエコノミー発展報告2017年」を発表した。それによると、中国のシェアリングエコノミー(共有経済)は急速に発展しており、経済発展の新たなエネルギーを育成し、革新を誘導し、雇用を拡大する上で重要な貢献を行っている。報告の試算では、2016年の中国シェアリングエコノミー市場の取引額は約3兆4520億元(約56兆9001億円)に上り、前年に比べて103%増加し、市場参加者は6億人に上って、前年より1億人増加したという。「北京日報」が伝えた。
報告によると、旅行消費の高度化にともない、住宅のシェアリング市場が不動産資源の有効活用、収入の増加、起業の奨励、雇用の活性化などでますます重要な役割を果たすようになっている。統計によれば、16年の住宅シェアリング市場の取引額は約243億元(約4005億円)で同131%以上増加した。住宅シェアリングに使用される不動産資源は約190万戸を数え、住宅シェアリング活動に関わる人は3500万人を超えて、前年の2倍以上に増えた。
(人民網日本語版)
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