中国文化部はこのほど、「『十三五』(第13次5カ年計画、2016年~2020年)時期の文化発展改革計画」(以下、計画)を正式に発表した。これは「十三五」期間中の文化活動関連制度の発展改革をめぐる全体計画の指針となるものだ。また、「中華人民共和国国民経済と社会発展の『十三五』計画綱要」と「国家『十三五』時期文化発展改革計画綱要」の実施に向けた具体策となる。
「計画」は、「十三五」期間中の文化活動の取組に関する全体要件、目標方針、主要課題、重要措置などを系統的に説明している。うち、9つの特別欄で63件の重要プロジェクトが示されている。計画は、2020年までに社会主義文化強国の建設を大きく進展させ、中国文化のソフトパワーの一層の向上を目指す。チャイナドリームの求心力を高め、社会主義を中核とした価値観を拡大し、人々の文化生活を一段と豊かにする。文化を広く深く浸透させ、国民の教養と社会の文化水準の向上を狙う。現代公共文化のサービス体系や産業体系、市場体系を整備し、文化産業を国民経済の基幹産業とする。海外との文化交流体系を構築し、中華文化の影響力を拡大。国家文化の安全を維持し、地域文化の発展を推進。文化の管理体系、管理能力について一層の現代化を図る。
(チャイナネット)
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