新華網ロサンゼルス3月1日(記者/郭爽)宇宙輸送を業務とする米国企業、スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)は27日、来年に商業宇宙旅行プロジェクトをスタートさせ、2人の宇宙観光客に対し月飛行のサービスを行うと発表した。
スペースXは当日声明の中で、「初のプライベートな商業宇宙旅行の日程は一週間程度で、観光客は米ケネディ宇宙センターの第39A発射台から『旅立つ』。1969年、「サターンV(サターン5)型」ロケットがフロリダ州ケープ・カナベラルの発射台から打ち上げられ、初めて人類を月面へ送り出した。」と伝えている。
スペースXの最高経営責任者(CEO)マスク氏は、自ら「訪ねてきた」この2人の宇宙観光客がすでに「巨額の」手付金を支払ったと説明している。しかしマスク氏は彼らの身分や今回の月飛行の具体的な金額については明らかにしておらず、2人は知り合いで、「ハリウッド関係者ではない」としか語っていない。「まさにアポロ宇宙飛行士と同じように、彼らは全人類の宇宙探索への希望と夢を乗せて、宇宙へと旅立つでしょう」とスペースXは伝えている。
(新華社より)
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