新華網北京1月13日(記者/高敬)建設プロジェクトに関する環境アセスメントの参入許可基準を厳格化し、切実に汚染を根源から予防する。2016年に中国の政府機関は環境の参入許可基準に合致しない「両高一資」(高エネルギー消費、高汚染、資源性)、低水準の重複建設及び生産能力過剰の11のプロジェクトの審査・許可を通過させなかった。これらのプロジェクトの投資総額は970億元にも及ぶ。
これは記者が10日から11日までに開催された2017年全国環境保護工作会議で得た情報だ。
建設プロジェクトに関する環境アセスメントの参入許可基準を厳格化する以外にも、2016年に中国は環境保護において2つの「厳格化」を実現した。
——責任追及の厳格化。2016年に環境査察を行う中央環境保護督察チームに寄せられた市民からの通報は計3万3千件余り、立案・処罰された案件は8,500件余り、罰金額は4億4千万元余り、立案捜査は800件余り、拘留された人数は720人に上った。呼び出しを受けた人数は6,307人、責任を追及された人数は6,454人に達した。
——環境をめぐる違法行為の厳格な取締り。昨年は全国で日を単位に連続して処罰するという案件が974件に上り、前年同期比で36%増加し、差し押さえと押収は9,622件で130%増加し、生産制限と生産停止は5,211件で68%増加し、移送と行政拘留処分は3,968件で91%増加し、環境汚染に関わる移送は1,963件で16%増加した。
環境保護部の陳吉寧部長は、中国は今年、中央環境保護督察チームの査察を全面的にカバーし、定期的な査察を適時に組織的に展開し、中央政府の各項目の環境保護に関する策定と計画の着実な実施を推進していく。
(新華社より)
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