11日まで北京で開催された第11回中日韓自由貿易協定交渉会合には、中国の王受文中国商務部副部長,日本の片上慶一外務審議官、韓国の李相珍韓国産業通商資源部FTA交渉官をはじめとする交渉関係者がそれぞれ出席した。
今回の会合は昨年10月29日の第11回中日韓経済貿易大臣会合以来、初めて開催されるもので、前回の開催時より9ヶ月が経過。3ヶ国は、物品貿易、サービス貿易、投資等の分野について集中的な議論を行った。
王副部長は会合の中で「世界経済が低迷を続け、保護貿易主義が激しくなる中、中日韓自由貿易協定が合意されれば、幅広い市場開放や貿易コストの低減などによって同エリアの市場潜在力が高まり、東南アジアとの統合も促進され、グローバル化プロセス推進のための積極的なシグナルを発信することになる」と述べた。
(チャイナネット)