国家郵政局はこのほど、20日現在、2016年の中国の宅配業の年間荷受数が300億件を超え、今年も世界1位をキープしたことを明らかにしました。
統計によりますと、300億件目の荷物は貴州省遵義市湄潭県で引き受けされたもので、現地の茶農家がZTOエクスプレスで送り出した茶葉でした。
近年では、宅配業の西部・中小都市・農村への発展戦略により、農村部の宅配サービスのカバー率は80%まで上昇しています。毎年、農村から都市部へ輸送される農産品と、都市から農村部へ輸送される工業製品は数千億元に上っており、2016年には、1月から10月の10か月間だけでも、全国の農産品のネット販売高が1000億元を超えています。こうした中で、宅配業は、農民のネット市場進出、販売ルートの多様化、収入の増加などの面で大きな役割を果たしています。
こうした中国の宅配業の迅速な発展について、業界内では、サプライサイド構造改革による新たなダイナミクスの出現、「インターネット・プラス」による新たな産業エンジンの登場、オープンエコノミーの新体制による国際化のチャンスの増加の3点がその主要因として考えられています。
(人民網日本語版)
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