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スポーツ「インターネット+」時代 エクササイズとSNSの関係性が深まる
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-12-20 14:40:07 | 人民網日本語版 | 編集: 薛天依

  昔は「食事した?」が決まり文句だった挨拶言葉が、いまでは「ウォーキングした?」に変わってきた。これは、中国人が健康的な生活をますます追求するようになったという状況の変化を物語っている。「国民健康増進計画(2016-2020年)」や「健康中国2030計画綱要」などの政策が次々と発表されるに伴い、全国民によるエクササイズが、国家戦略レベルにまで引き上げられた。スポーツ人口の増加やスポーツ事業の発展から、スポーツ産業の勃興に至るまで、スポーツは今や、より強大な吸引力を備えており、中国社会発展の足並みに影響を及ぼすようになった。人民中国が報じた。

  スポーツやフィットネスが数年前から流行し、多くの中国人がフィットネスに勤しむようになった。2014年国家最新全国民フィットネス状況調査の公式データによると、スポーツやフィットネスを習慣とする人の増加率は、2007年比で約8ポイント上昇した。

  フィットネス関連アプリの登場で、エクササイズとSNSの関係性がますます深まる

  「普段走る時には、携帯アプリで詳細を記録している。レースに参加するときには、ランニング用の時計を着用して走る」と、北京の銀行で働く大壮さんは話す。

  オンラインリサーチ大手の艾瑞諮訊(アイリサーチ)が取りまとめた「2016年中国全国民スポーツ・フィットネス業界報告」によると、2016年1月から9月、スポーツ・フィットネス関連アプリユーザー数と総使用時間は着実に増加しており、ユーザーの使用頻度と使用時間も増加傾向を呈した。これは、オンラインのエクササイズ関連ツールを自分のエクササイズの補助として利用する人がますます増えていることを意味している。一日の関連アプリ起動回数と使用時間が多ければ多いほど、ユーザーがより多く身体を鍛えていることになり、鍛える時間もより長くなる。

  ある民間企業で働く韋潔さんは、「一日の歩数が1万歩を上回ると、アプリで表示される数字の色が変わる。ある時、帰宅して、あと少しで色が変わることを発見し、階下に降りて家の周りを一回りした。歩数が多ければ多いほど、たくさんの『いいね!』をもらえる」と話した。彼女にとって、歩数を公開することが、もはや日常生活の一部になっている。

  「インタラクティブ性」は、アプリが持つ一大メリットといえよう。それらのアプリによって、日ごろの訓練をバックアップする「システム」が加えられ、もともとは味気なく、一人では続けることが難しいエクササイズやフィットネスが、他者と共有できるインタラクティブな楽しみに満ちたものに変身する。アプリによって、共通の愛好者をオンラインで網羅し、お互いのエクササイズの状況をネット上で確認し、お互いに褒め合い、叱咤激励し合うことができる。さらには、オンラインのメンバー同士が一つのグループを作り、オフラインで交流することもできる。

  専門家は、「エクササイズアプリの共有・記録・インタラクティブ活動などの機能によって、エクササイズが単なる運動に対する需要を満たすものだけではなくなり、社交スタイルにもなった。このようにモデルチェンジ・アップグレードしたエクササイズスタイルは、鍛錬による収益・効果をもたらす範囲を徐々に拡大しつつある」との見方を示した。

 

  (人民網日本語版)

 

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新華網日本語

スポーツ「インターネット+」時代 エクササイズとSNSの関係性が深まる

新華網日本語 2016-12-20 14:40:07

  昔は「食事した?」が決まり文句だった挨拶言葉が、いまでは「ウォーキングした?」に変わってきた。これは、中国人が健康的な生活をますます追求するようになったという状況の変化を物語っている。「国民健康増進計画(2016-2020年)」や「健康中国2030計画綱要」などの政策が次々と発表されるに伴い、全国民によるエクササイズが、国家戦略レベルにまで引き上げられた。スポーツ人口の増加やスポーツ事業の発展から、スポーツ産業の勃興に至るまで、スポーツは今や、より強大な吸引力を備えており、中国社会発展の足並みに影響を及ぼすようになった。人民中国が報じた。

  スポーツやフィットネスが数年前から流行し、多くの中国人がフィットネスに勤しむようになった。2014年国家最新全国民フィットネス状況調査の公式データによると、スポーツやフィットネスを習慣とする人の増加率は、2007年比で約8ポイント上昇した。

  フィットネス関連アプリの登場で、エクササイズとSNSの関係性がますます深まる

  「普段走る時には、携帯アプリで詳細を記録している。レースに参加するときには、ランニング用の時計を着用して走る」と、北京の銀行で働く大壮さんは話す。

  オンラインリサーチ大手の艾瑞諮訊(アイリサーチ)が取りまとめた「2016年中国全国民スポーツ・フィットネス業界報告」によると、2016年1月から9月、スポーツ・フィットネス関連アプリユーザー数と総使用時間は着実に増加しており、ユーザーの使用頻度と使用時間も増加傾向を呈した。これは、オンラインのエクササイズ関連ツールを自分のエクササイズの補助として利用する人がますます増えていることを意味している。一日の関連アプリ起動回数と使用時間が多ければ多いほど、ユーザーがより多く身体を鍛えていることになり、鍛える時間もより長くなる。

  ある民間企業で働く韋潔さんは、「一日の歩数が1万歩を上回ると、アプリで表示される数字の色が変わる。ある時、帰宅して、あと少しで色が変わることを発見し、階下に降りて家の周りを一回りした。歩数が多ければ多いほど、たくさんの『いいね!』をもらえる」と話した。彼女にとって、歩数を公開することが、もはや日常生活の一部になっている。

  「インタラクティブ性」は、アプリが持つ一大メリットといえよう。それらのアプリによって、日ごろの訓練をバックアップする「システム」が加えられ、もともとは味気なく、一人では続けることが難しいエクササイズやフィットネスが、他者と共有できるインタラクティブな楽しみに満ちたものに変身する。アプリによって、共通の愛好者をオンラインで網羅し、お互いのエクササイズの状況をネット上で確認し、お互いに褒め合い、叱咤激励し合うことができる。さらには、オンラインのメンバー同士が一つのグループを作り、オフラインで交流することもできる。

  専門家は、「エクササイズアプリの共有・記録・インタラクティブ活動などの機能によって、エクササイズが単なる運動に対する需要を満たすものだけではなくなり、社交スタイルにもなった。このようにモデルチェンジ・アップグレードしたエクササイズスタイルは、鍛錬による収益・効果をもたらす範囲を徐々に拡大しつつある」との見方を示した。

 

  (人民網日本語版)

 

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