「2016国際革新創業博覧会」の開幕を前にして、中国青年報社社会調査センターは問巻網と共同で、2035人を対象に調査を行った。それによると、回答者の86.2%は国家レベルの科学技術の市場進出に期待しており、66.0%は国家レベルの科学研究成果を生産力に転化できなければ大きな浪費だとした。中国青年報が伝えた。
民間転用が最も期待されているハイテク技術としては、同調査によると、人工知能(67.3%)、エネルギー(50.8%)、生命科学(48.9%)の順となっている。
ハイテクの民間進出により、どのような影響が生じるかという問いに関しては、回答者は最大の影響について、国民生活の質の向上(58.8%)、科学技術と国民生活の相互促進(58.7%)、経済発展と社会の進歩の促進(55.2%)、生産と産業のけん引(52.3%)、中国の産業構造の最適化(38.1%)、プロジェクトのコスト削減及び投資収益の向上(34.0%)などを挙げた。
北京で勤務する李興氏(仮名)は「軍用から民間転用されたドローンの空撮技術は、生活に多くの新しい変化をもたらした。大学のさまざまな活動、特に卒業写真の撮影や運動会では、ドローンが使用されていた。私は先ほど、友人の結婚式に参列した。現場ではドローン技術が使用され、時間と手間暇が省け、効果も良く、割安だった」と述べた。
(人民網日本語版)
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