新華網北京12月20日(記者/王慧慧)中国外交部の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、米国関連方面に台湾問題が極めて重要で敏感であることを十分に認識し、台湾に関する問題に慎重に対処するよう望んでいると示した。
ある記者から次のように質問した。オバマ米大統領は次期大統領のトランプ氏に対し、一つの中国政策を変えようとするとき、慎重に考えなければならず、台湾問題は中国にとって極めて重要な問題であり、一つの中国政策を変えようとすると中国側の極大な反応を引き起こすため、決断をする前に結果を十分に考慮すべきだと称した。中国側はこれに対してどう評価するか?
華報道官は、一つの中国原則は国際社会の幅広い共通認識で、中国がその他の国々と関係を発展させる上での前提であり土台であると表示した。
華報道官はまた次のように述べた。台湾問題は中国主権と領土保全に関わる問題で、中国の核心的利益に関わっている。中米関係における最も重要で最も敏感な問題である。「我々は米国関連方面に台湾問題が極めて重要で敏感であることを十分に認識し、一つの中国政策の実行と中米間の3つの共同コミュニケの遵守に関する承諾を厳守し、台湾に関する問題に慎重に対処するよう望んでいる。」(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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