フランスのエロー外相は14日、トランプ米次期大統領の台湾問題に関する発言に対して、「一つの中国」の原則を堅持する立場を改めて強調しました。これを受けて中国外務省の耿爽報道官は15日、エロー外相の発言に賞賛の意を表しました。
また、ドイツのメルケル首相が14日、オーストラリアのビショップ外相は13日に、「一つの中国」の政策を固く支持すると表明しました。
耿報道官は15日の定例記者会見で、「われわれは、一部の国が『一つの中国』の原則を改めて強調したことに留意しており、これらの国の発言に賞賛を表す」とした上で、また、「世界には一つの中国しかなく、台湾地区は中国の一部分だ。そして、中華人民共和国こそが中国を代表する唯一の合法政府である。『一つの中国』の原則は、中国が世界各国と友好協力関係を発展させていく前提であり、基礎だ」と述べました。
(中国国際放送局)
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