新華網北京11月17日 エクアドル共和国への公式訪問を前に、中国の習近平国家主席はエクアドル紙『エル・テレグラフィオ』に『中国とエクアドルの友好協力の新たな架け橋を築こう」と題する署名入りの文章を発表した。
習主席は文章の中で次のように伝えている。中国とエクアドルはいずれも発展途上国で、似たような歴史的境遇と共同の奮闘目標を持っている。国交が樹立されてから36年にわたり、我々は互いに理解し、支援し、また助け合って、深い政治的信頼と友好的なよしみを積んできた。中国側はエクアドル人民が自国の国情に合った発展の道を探し求めることを揺るぎなく支持し、エクアドル側が経済の多様化の発展を実現するために行ってきた努力を支持し、またエクアドル側が国際と地域事務において積極的な役割を果たすことを支持する。
中国は一貫して戦略的高さと長期的視点からエクアドルとの関係をとらえ、発展させてきた。2015年1月に私はコレア大統領と共に両国の戦略的パートナーシップ構築を発表し、これにより政治的相互信頼と戦略的協力に新たな力強い原動力を獲得させた。現在、両国の各分野における互恵協力はすばらしい成果を上げており、それには全方位的で、広分野にわたり、規模が大きいという特徴が現れている。
習主席はまた文章の中で次のように伝えている。現在、中国とエクアドルの関係は強固な政治的信頼関係や深い利益の融合、幅広い協力空間を有し、両国の戦略的パートナーシップが全面的な発展という有利な条件を備えている。私は今回の訪問期間中、コレア大統領やエクアドル各界の友人たちと交流を深め、中国・エクアドルの関係が新たな段階へ進むよう推進することを望んでいる。
習主席は更に文章の中で、「兄弟心を同じにすれば、その利、金を断つ。」新たな情勢のもとで、中国側はエクアドル側と手を携えて努力し、双方の人民による友好往来の拡大に便宜を与える堅固な架け橋を築き、中国・エクアドルの関係がより高いレベルへまい進するよう推進していきたいと伝えている。
(新華社より)
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