中国の馬凱副首相とイギリスのハモンド財政大臣の共同主宰による第8回中英経済財政金融対話が10日、ロンドンで開かれました。双方はマクロ経済情勢と政策、貿易投資、市場参入、金融サービス、金融市場の発展、インフラ施設、産業戦略などの議題をめぐって率直かつ踏み込んだ意見交換を行い、63の成果をあげました。
馬副首相は席上、「中国とイギリスはいずれも世界で大きな影響力を持つ国である。今年9月に開かれたG20杭州サミットで両国首脳は、現在の中英関係は『黄金時代』にあることを確認しあった。これは今後の両国関係や経済貿易の実務的協力に方向を指し示した」と述べました。さらに、「今回の対話は両国の経済・財政・金融の協力を統括するハイレベルメカニズムで、双方の戦略的意思疎通や全面的な協力、双方向と多角的な協調の発揮において、取って代わることの出来ない役割を果たしている」と高く評価しました。
これに対し、ハモンド財政大臣は「イギリスと中国は互恵共栄の協力パートナーで、イギリスは両国のグローバルな全面的戦略パートナー関係から利益を引き受け、今後とも中英関係の『黄金時代』の持続的な発展を推し進めて行きたい」と述べました。
(中国国際放送局)
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