新華網モロッコ・マラケシュ11月10日（記者/劉鍇）マラケシュで開催されている国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議（COP22）で9日、「中国コーナー」が正式に対外的に開放された。中国側は一連のサイドイベント（side event）を開催し、中国が気候変動に対処する方面で行ってきた努力を世界に向けてはっきりと示すことになっている。
「中国コーナー」における一連のサイドイベントのコーディネーターである田成川氏は、中国側は会議の開催期間中に、南南協力や国家の自主的貢献、低炭素発展戦略などに関わる17回のサイドイベントを組織する。これらのイベントでは国際交流を強調し、国際的なゲストを招いて討論に参加してもらい、世界に向けてすばらしい中国のストーリーを上手く語ると述べている。 田氏はまた、国連気候変動会議の開催期間中にサイドイベントを行うのは中国代表団の慣例で、国内の各分野の専門家や企業、民間組織及び政府部門を動員して参加させ、気候変動に対処する中国の政策や行動を全方位的に示すことを目的としていると述べている。
当日、「中国コーナー」では1回目のサイドイベントが行われ、中国緑色炭匯基金会（China Green Carbon Foundation）、国際竹籐組織（INBAR）、国際林業研究センター及び中国野生動物保護協会などの機関の代表が「生態系のガバナンスによる人類の福祉の向上」について研究討議を行った。
（新華社より）
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