エアバス製の長距離用新世代中型ワイドボディ旅客機「A350XWB」がこのほど、中国各地を巡って初披露され、国内航空ファンの間でブームが沸き起こった。携程旅遊網のビッグデータによると、A350やB787など新型機が運航している路線は、旅客に特に人気が高く、年初来の旅客輸送量は前年同期比で60%以上増加している。また、中国人旅客は特に「窓側」の席を好む傾向が高いことも明らかになった。京華時報が報じた。
ビッグデータの統計によると、航空券を予約する旅客のうち、ウェブサイトまたはアプリで予約する人は30%を上回った。このうち、座席の選択は、通路側より窓側の方が多かった。「窓側」を選ぶ理由として、離発着の際に都市全体を見渡すチャンスがあり、飛行中も十分にリラックスできることが挙げられた。「通路側」を選ぶ人は、「脚を自由に動かせる空間が大きく、長距離のフライトでは、席を立つ際に好都合で、お手洗いに行きやすい」ことを挙げた。「家族や友達と並んで座れる」ことがメリットの「中間席」を自ら選ぶ人も少なくなかった。
携程旅遊網が約半年間、航空券予約における座席選択の状況を調査したところ、「窓側」を選ぶ人は51.2%、「通路側」を選ぶ人は36.9%、「中間」を選ぶ人は11.9%だった。興味深いことに、前もって座席を選択する人のうち、28歳から35歳の男性ビジネスマンの割合が最も高く31%に達した。彼らは、同年代の女性に比べ、「機内でどこに座るか」ということにより大きな関心を抱いていた。
(人民網日本語版)
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