新華網ロンドン11月11日(張家偉)英国マンチェスター大学がこのほど、発表した研究結果から、一定期間に体重が大幅に増加したときに、がん発症のリスクが増大することがわかった。このうち、男性はリスクの上昇率が高い。
マンチェスター大学・健康インターネット調査センターの研究員が男性17万7,500人、女性11万1,500人を含む約30万人の米国人の健康状況データを長期的に追跡して分析した。研究員は彼らの体格指数(BMI)の変化と肥満との関連性があるがんを発症した患者の人数を記録した。
これより以前の研究で、基準値を超えた体重、又は肥満と大腸癌、すい癌、乳癌、子宮癌などの発症リスクとの関連性も指摘されている。今回の調査で、約9,400人の女性と5,500人の男性が65歳以降にこれらのがんと診断される可能性が高いことが示された。
研究員は体格指数が22から約27まで上昇した男性と正常な体重の男性を比較すると、がんのリスクは50%も高まる。女性の体格指数が23から約32まで上昇した場合は、関係リスクは17%高くなる。
(新華社より)
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