新華網東京11月8日(記者/華義)日本の大阪府立成人病センターはこのほど、来年4月からがん患者のがん細胞を保存できる「がん細胞バンク」を運用し、将来的に製薬会社と研究機関などと協力し、これらの保存したがん細胞を個別化がん医療及び抗がん剤の開発に用いる。「がん細胞バンク」は患者の体内から取り出したがん細胞を集めて、適切に培養した後、液体窒素を使用して冷凍保存し、必要な時に解凍し、ニーズに応じて「生きたがん細胞」を獲得できる。同センターの関係者はこの方法によって、患者が抗がん剤を使用する前に、患者本人のがん細胞への試薬を通じて最適な治療方法を選択できるなどの個別化がん医療の強化が可能になると考えている。
(新華社より)
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