新華網北京11月10日(記者/趙博、李凱)北京市人民政府主催の第19回北京・台湾科学技術フォーラムが9日台北で開幕し、北京と台湾両地のビジネス界・科学技術界の関係者400名余りが当日午後に行われたフォーラムサミットに出席した。
今回のフォーラムは「新たなチャンスの共有、未来のための協力」をテーマに、ハイテク、産業協力、イノベーション・創業、京津冀(北京・天津・河北省)の協同発展という4大分野に焦点を当てており、イベントには金融協力、建築・科学技術、インターネットプラス(互聯網+)、人材開発、インテリジェントロボット産業、クラウドコンピューティング、農業協力、コミュニティ医療といった特定テーマに関するフォーラム10回及び特別イベント2回が含まれる。
北京市台湾事務弁公室の王力軍主任はサミットでの式辞で次のように述べた。現在北京は「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」、アジアインフラ投資銀行(AIIB)本部の設置、冬季五輪によるビジネスチャンス、京津冀の協同発展といった前例のない戦略的チャンス期を迎えている。北京や大陸部の巨大な市場及び広大な舞台において、台湾の科学技術成果の転化、スマート都市の建設、基層コミュニティの管理、ハイエンド産業の発展などの面は非常に多くのすばらしい経験と方法を擁しているので、北京と台湾両地が手を携えて進み、ウインウインの関係を共に創ることは十分に可能だ。
(新華社より)
関連記事: