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中国に留学する外国人が倍増 世界第2の留学先になる予測
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-09-20 08:56:13 | チャイナネット | 編集: 吴寒冰

イギリスメディアによると、中国に留学するイギリス人学生がこの一年で急増している。専門家は、今後数年内にイギリスを抜き、中国が世界第2の留学先になると予測している。中国のラジオチャンネル「中国之声」のニュース番組「中央広播新聞」が報じた。

英紙「インデペンデント」のウェブサイトは14日、2015年に39.7万人の外国人学生が中国に留学したが、これは10年前の倍以上である。中国はカナダ、ドイツ、フランスを凌ぐ、外国人学生に人気の留学先となったと報じた。なかでも学位取得や交流のために中国に訪れるイギリス人学生の数は、10年前の3倍に急増している。

専門家によると、中国政府の努力、中国の教育水準の向上、学位取得をする学生に対する奨学金制度などが、このような結果をもたらしたとしている。

ある調査研究は、2020年までに中国はイギリスを抜いて世界第2位の外国人留学生の受け入れ国になると予測。現在1位のアメリカに肉薄するとしている。リバプール大学の研究報告書によると、イギリスの脱欧以降、イギリスの大学が新たなグローバルパートナーとして東に目を向けるに従い、中国留学するイギリス人学生の数がさらに増加すると予測している。

中国の教育水準はすでに十分な域にあると認識されている。若者にとって中国は、より魅力のある留学先になっている。ビジネスや経済関連の学位を取りたい学生にとってはなおさらだ。

英国文化協会のスポークスマンは、「中国は現在、教育に大きな投資を行っている。世界の経済と政治という舞台に加え、もう1つのカギとなる地位を確立している」と述べる。

同氏はまた、「競争力を持つ中国で学んだという履歴が企業に認められることを、学生たちはますます認識するようになっている。そのため中国留学する学生の数が増加するのも不思議ではない」と続ける。

リバプール大学で中国研究プロジェクトに携わるデヴィッド・グッドマン氏は、「中国留学する学生は中国文化に接触する過程で利益を得る。中国経済と就職市場が成長し続けているためだ」と述べる。

同氏はまた、「すべての人が中国の代弁者になる必要はないと思う。しかし中国に対する理解と接触は誰もが必要なことだ。中国で学ぶ学生たちは誰しも、そこから利益を得ることができるだろう。英語で受けられる授業があるのも素晴らしいし、外国人学生は中国を旅行することもできる」と付け加える。

中国留学をする外国人学生に対する中国政府による奨学金の規模は、この数年、拡大を続けている。統計によると、2015年は182カ国40,600人の留学生が中国政府の奨学金を得た。これは中国留学する外国人学生全体の10.21%にあたる。奨学金授与学生のレベルも昨年より上がっており、学士の比率は89.38%、修士の比率は68.01%となっている。中国政府の奨学金は、外国人学生の中国留学拡大に貢献している。特に青海省、寧夏回族自治区、貴州省、雲南省、江西省、四川省、広西省など中西部地域や辺境地域の留学生の増加が目立つ。奨学金が周辺国家に与える影響力が明らかな結果となっている。

 

(チャイナネット)

 

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新華網日本語

中国に留学する外国人が倍増 世界第2の留学先になる予測

新華網日本語 2016-09-20 08:56:13

イギリスメディアによると、中国に留学するイギリス人学生がこの一年で急増している。専門家は、今後数年内にイギリスを抜き、中国が世界第2の留学先になると予測している。中国のラジオチャンネル「中国之声」のニュース番組「中央広播新聞」が報じた。

英紙「インデペンデント」のウェブサイトは14日、2015年に39.7万人の外国人学生が中国に留学したが、これは10年前の倍以上である。中国はカナダ、ドイツ、フランスを凌ぐ、外国人学生に人気の留学先となったと報じた。なかでも学位取得や交流のために中国に訪れるイギリス人学生の数は、10年前の3倍に急増している。

専門家によると、中国政府の努力、中国の教育水準の向上、学位取得をする学生に対する奨学金制度などが、このような結果をもたらしたとしている。

ある調査研究は、2020年までに中国はイギリスを抜いて世界第2位の外国人留学生の受け入れ国になると予測。現在1位のアメリカに肉薄するとしている。リバプール大学の研究報告書によると、イギリスの脱欧以降、イギリスの大学が新たなグローバルパートナーとして東に目を向けるに従い、中国留学するイギリス人学生の数がさらに増加すると予測している。

中国の教育水準はすでに十分な域にあると認識されている。若者にとって中国は、より魅力のある留学先になっている。ビジネスや経済関連の学位を取りたい学生にとってはなおさらだ。

英国文化協会のスポークスマンは、「中国は現在、教育に大きな投資を行っている。世界の経済と政治という舞台に加え、もう1つのカギとなる地位を確立している」と述べる。

同氏はまた、「競争力を持つ中国で学んだという履歴が企業に認められることを、学生たちはますます認識するようになっている。そのため中国留学する学生の数が増加するのも不思議ではない」と続ける。

リバプール大学で中国研究プロジェクトに携わるデヴィッド・グッドマン氏は、「中国留学する学生は中国文化に接触する過程で利益を得る。中国経済と就職市場が成長し続けているためだ」と述べる。

同氏はまた、「すべての人が中国の代弁者になる必要はないと思う。しかし中国に対する理解と接触は誰もが必要なことだ。中国で学ぶ学生たちは誰しも、そこから利益を得ることができるだろう。英語で受けられる授業があるのも素晴らしいし、外国人学生は中国を旅行することもできる」と付け加える。

中国留学をする外国人学生に対する中国政府による奨学金の規模は、この数年、拡大を続けている。統計によると、2015年は182カ国40,600人の留学生が中国政府の奨学金を得た。これは中国留学する外国人学生全体の10.21%にあたる。奨学金授与学生のレベルも昨年より上がっており、学士の比率は89.38%、修士の比率は68.01%となっている。中国政府の奨学金は、外国人学生の中国留学拡大に貢献している。特に青海省、寧夏回族自治区、貴州省、雲南省、江西省、四川省、広西省など中西部地域や辺境地域の留学生の増加が目立つ。奨学金が周辺国家に与える影響力が明らかな結果となっている。

 

(チャイナネット)

 

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