新華網銀川9月19日（新華社記者/何晨陽）記者はこのほど、寧夏回族自治区西海固地区での調査研究において、貧困対策やスポーツで住民に恵みを与えるプロジェクト等の一連の措置の推進に伴い、現地の多くの貧困村が運動場を建設し、運動器材も村に届けられ、村民が家のすぐ近くで各種運動設備を利用できるようになり、運動がより便利になったことから、「食前食後の運動」が多くの村民のライフスタイルになっていることに気付いた。
西海固村民の運動が徐々に便利になっているのに対し、寧夏回族自治区の区都・銀川市のある居住区では駐車場の建設がますます増え、運動器材がますます少なくなっている。ある新しい居住区では、運動器材の姿すら消え、住民は冗談交じりに、農村は空気がいいだけでなく、運動するのも都市部より便利だと話している。
過去数年、寧夏回族自治区銀川市は、自転車道の新規設置や公園内運動用歩道の拡張、体育館の無料又は低額開放等の一連の措置を通し、運動人口の拡大と市民の運動の原動力に対する刺激の面で大きな成果を上げている。しかし、運動の便利さと一般市民の運動への積極性は密接に関係しており、「5分間」、「10分間」圏内での運動は、遠くにある体育館での運動より便利である。
全国民の運動不足の課題が都市に逆戻りするのを防ぐには、全国民の運動の問題はスポーツ部門のみのことではないことをまず明確にしなければならない。部門間が協力し、措置を組み合わせなければ、居住区や地域社会への運動器材の導入、運動器材の便利さの向上等、国民の生活のための事業を実施することは難しいのである。
次に、居住区及び周辺の屋外運動器材の設置、整備、メンテナンス等に対する責任を明確にし、運動による怪我を防止すると同時に、居住区付近の小中学校の体育施設の開放を拡大して、運動の便利さを向上させる。
第三に、人口1人当たりの平均運動用地等の平均的運動指標に対する審査を実施すると同時に、「5分間」、「10分間」圏内の運動用地の建設や、国民の運動の便利さ等を審査指標に組み込み、国民の便利な運動を確保することを提案する。
（新華社より）
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