中国政府は、向こう10年に高速鉄道路線の総延長距離を今の1万9000キロから3万8000キロに引き上げ、さらに2030年までに中国の高速鉄道総距離を4万5000キロに伸ばしていくことが見込まれています。この計画が実現された場合、高速鉄道網は各省の省庁所在都市と人口50万人以上の大中都市を結び、隣接する大中都市間での1時間から4時間交通圏が実現するとしています。
国家発展改革委員会は20日、北京で最新版「中長期鉄道網計画」を発表しました。国家改革発展委員会基幹産業局の費志栄局長は「この計画は高速鉄道網、一般鉄道網、総合交通ハブという三つの部分から構成され、計画では2025年までに中国の鉄道網は17万5000キロ規模に、高速鉄道の総延長も3万8000キロに達することが予定されている」と紹介しました。
(中国国際放送局)
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