世界プロ囲碁選手ランキングで首位の座を2年間守り続けていた中国の柯潔氏はこのほど、2位に順位を落とした。レーティングサイトの最新のランキングによると、柯氏を抜いたのは囲碁プログラムの「AlphaGo」だ。新華社が伝えた。
人工知能が「人類の知恵の最後の砦」と呼ばれる囲碁で人間の選手を抜き、世界一になるのは史上初の出来事だ。柯氏は最近の試合で2連敗したため、AlphaGoが3612ポイントで世界一になった。
ディープラーニングが可能なAlphaGoは世界のさまざまな対局を把握している。さらに自分で自分と3000万局以上も対戦した。人類の知能を凌駕するさまざまな手を探し、驚異的なペースで実力を上げた。イ・セドル氏に勝った後も、AlphaGoは学習を続けている。そのため時間の過ぎ行くにつれて、人間の棋士が勝利することはますます難しくなる。
(人民網日本語版)
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