第11回アジア欧州会合(ASEM)首脳会合が閉幕
新華網ローマ7月18日 (新華社記者王星橋) 2日間にわたる第11回アジア欧州会合(ASEM)首脳会合が16日、モンゴル国の首都ウランバートルで閉幕した。イタリア国際問題研究所のアジア調査担当責任者、ニコラ・カサリーニ( Nicola Casarini)氏は新華社記者の独占インタニューに応じた際、EU加盟国とアジア諸国間の協力は長年にわたり絶えず進展が得られ、協力が日増しに緊密となり、その成果が一層著しくなっており、特に経済貿易協力の面で開拓や深化という広範な空間を持っていると語った。
アジア・ 欧州間の実務的協力について話が及ぶと、カサリーニ氏は、中国と欧州連合(EU)は互いに重要な貿易パートナーで、現在中国はEUの第2の貿易パートナーであり、多くのEU加盟国が中国との協力や中国投資の誘致に対したいへん興味を持っている語った。
カサリーニ氏は、ASEM首脳会合のメカニズムには政治対話、経済貿易協力及び教育と文化といった3つの支柱が含まれている。経済貿易協力について言えば、アジアと欧州は投資とインフラ建設の面ですでに広範な協力関係にあり、多くの二国間貿易協定が締結され、地域性を持ついくつかの協力プロジェクトについても現在研究検討が進められているとみなしている。
カサリーニ氏は、伊中の政治関係もとても堅固で、二国間の往来は絶えず増えており、高等教育と科学研究の分野における協力がたいへん順調に進み、多くの科学研究センターのプロジェクトに及んでいる。現在の伊中の協力の規模と深さから見れば、二国間の協力は欧州・アジア間の協力と同様に、持続的に成長・深化し続けるものと予測することができるだろうと指摘した。
(新華社より)
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